リラのブログ りらのやさしい100年計画

【肉なし生活】ikeaレストランのプラントボールってまずい?美味しい?食べてみた感想【メニューにある理由】

だんだんわかってきた人生の色々 優しい食生活 肉を使わない食べ物

こんにちは。

先日、IKEAに行きました。

レストランでランチをしたのですが、肉を使わないプラントベースのメニューがかなり充実していて驚きました。
他のお店だと、こういうベジメニューはすみっこにちょこんといる感じが常だったので、かなりメイン感がありました。

その中で、プラントベースのミートボールを食べてみたので感想などをシェアします。

IKEAのレストランのプラントベースメニューが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

 


IKEAのプラントベースボールってなんなの?

IKEAレストランのメニューを見てみると

IKEAのレストランといえば、とてもリーズナブルで、なおかつ手軽に北欧テイストのメニューが楽しめることで有名です。

入り口にはこんな感じで電工のメニューがあります。


肉を使っていないプラントボールとフライドポテトセットがおすすめされていて、結構推している印象です。

この写真だと小さくて見づらいのですが、肉を使っていないメニューは他にもたくさんあります。

  • プラントベースカツカレー
  • プラントベースラザニア
  • プラントベースホットドッグ(他のフードコート)

他にも軽食には色々ありました。たくさんあって目が白黒しましたね。

なぜIKEAはプラントベースメニューがこんなに充実しているのか??


IKEAがプラントベース食品を推しているのはなぜか、公式HPで調べてみました。

IKEAの理念はサスティナブル

最近、聞かないことがなくなった『サスティナブル』という言葉ですけど、IKEAには、サスティナブルに暮らすという理念があるそうです。

で、サスティナブルといえば気候変動への取り組みが大切です。気候変動への取り組みって何?といえば、CO2を減らすことですね。

IKEAはその理念にもとづいて、家具などの製品だけでなく、提供する食品もサスティナビリティだというわけです。

CO2激減ミートボール

このミートボールの何がサスティナブルかというと、原料から製造、そしてレストランで提供されるまでの一連の活動の中で、CO2を出した量が、お肉に比べてわずか4%とのことです。

つまり言い換えると、お肉を提供する時に出るCO2より96%も減らせたと、いうことです。ややこしい説明になってますかね(苦笑)

簡単にいうと、CO2激減食ということですね。

なぜメインがミートボールなの?

で、なぜメインがミートボールなのかというと、IKEAは北欧スウェーデンの企業なのですが、スウェーデンの国民食がミートボールとマッシュポテトに赤いジャムを添えるというスタイルだからだそうです。

ちなみにIKEAスウェーデンレストランでは、2025年までにレストランのメニューの50%をプラントベースメニューにするという目標があるそうですよ。

でも今回IKEAに行って感じたけど、私からしてみたら、「あれもこれも肉なしじゃないか」という感じで、すでに半分は肉なしメニューのような印象をうけました。

今回はプラントボール

ちなみに後から知ったのですが、プラントボールは数が選べます。

  • 8個・・・¥490
  • 12個・・・¥690
  • 16個・・・¥ 890

ですね。16個も食べるってどんだけ〜と思いました。ではさっそくいただきましょう。

IKEAのプラントボールを食べた感想

このマッシュポテトの旗かわいいですよね。葉っぱのマークなのでプラントベースってことだと思います。

ミートボールの下にはソースが敷いてあって、グリンピース、マッシュポテト、そして奥の赤いのは果物のジャムです。コケモモっていう果物のジャムで、北欧ではミートボールをこのジャムにつけて食べるらしいです。

質感

柔らかくてぷりぷりしています。よくある大豆ミートのボソボソとしたひき肉もどきのようなものが全くなく、驚くほど滑らかですね。原料は大豆ミートではないようです。

食感

断面はこんな感じです。まるで焼き鳥のつくねのような感じです。なので鶏ひき肉に近い食感なのかもしれません。屋台の焼き鳥屋さんのシンプルなつくねにそっくりな食感で、やわらかくて食べやすいです。

味や風味

ソースをつけなくてもベースの味がちゃんとありますが、塩気もちょうど良くて美味しいです。グリルしてあるような感じですね。揚げてはないと思います。シンプルな味です。

肉を使っていないので当然肉の風味はしませんが、お肉特有の臭みがなく食後に引かないので個人的にはすごく良いです(笑)

ソースやジャムをつけてみた

ソースもクセがなくてクリーミーで美味しいですが、なんのソース?と聞かれると食べたことがない味です。

肉を使わないグレービーソースという感じで、その中にクリーミーさをプラスしたような感じです。

ジャムは、いちごのようなベリーっぽいのに近いかと思いきや違いました。ベリーというより、桃やプラムが熟したような味に近いです。クセもなく、甘酸っぱい味ですね。

ミートボールにのせて食べると、甘いしょっぱいで良いアクセントになります。味変として飽きずに楽しめました。
この食べ方はプラントベースうんぬんではなく、好みがあるかもしれないと思いました。

お腹いっぱいになったけど

プラントボール12個はすごく多くて、8個にすればよかったと少し後悔しましたが、お腹いっぱいになっても全然苦しくないんですよ。
食後も心地よくて個人的には最高でした。

ちなみになんでこんなにやわらかいのか?

IKEAには食品が買えるコーナーもあって、冷凍プラントベースミンチも売っていました。原材料名を見てみると、

エンドウ豆たんぱく、じゃがいも、フライドオニオン、植物油脂、たまねぎ加工品、じゃがいもフレーク、乾燥にんじん繊維、じゃがいもでん粉、マッシュルーム濃縮物粉末、食塩、トマト粉末、レモンジュース濃縮物etc・・・

などと書いてありますね。このミンチを使っているのかわかりませんが、食べた感じ大豆ではないことは確かです。
以前にレビューしたオムニミートを思い出しました。
【肉を食べない生活】美味しい?まずい?オムニミートと大豆ミートの違い4つ【別物】

 

エンドウ豆の代替肉の方がやわらかくて、個人的には好きですねw

 

おまけのヴィーガンボルシチ

ヴィーガンボルシチも飲んでみました。牛肉は入っていないので、サラサラしたスープです。

ビーツの自然な酸味がさっぱりして、玉ねぎやにんじんなどのダシの甘味があり美味しいです。これはおすすめですね。食べる前にガッツリしたボルシチを期待してはダメですよ。(笑)

 

「IKEA、だ〜いすき」(笑)だと思った一日。

初めてIKEAのレストランに行って食べましたが、こんなにプラントベースのメニューがあるので気に入りました。

普通にグルメとして美味しく仕上がっているので、どんな人でも楽しめると思います。

IKEAの理念なんかも頭のかたすみにおきつつ、プラントベースメニューをぜひ食べてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた。