リラのブログ りらのやさしい100年計画

【子育て】子育てがめんどくさい、やめたい人は、諦めることをすすめる【自由になろう】

だんだんわかってきた人生の色々 なるべく優しい子育て 子育て

 

こんにちは。

今日のテーマは、

  • 子育てがめんどくさい、やめたいと思う時に試して欲しい3つのこと

です。

子育ては大変。そして非常にめんどくさいことが多いですよね。

なんていうか、、、日々思うのが、タスクが多いというか作業が細かいというか・・・。

例えば、娘の細くて小さい髪ゴムが部屋に落ちているのをいつも拾うたびに、

「ああ、なんかもう、細かい!!!」

と実感するんですよ。そういうレベルの細かいことが無数に、毎分、毎秒繰り返されているんです。だからめんどくさい・・・。

どうしたら少しでも楽になれるのか?理由は人それぞれだと思うのですが、今日は私が感じたことや楽になった方法を書いていこうと思います。

※全ての方に当てはまることではないと思うのですが、よろしければ参考になさってください。



子育てがめんどくさい、やめたいと思ってしまう時は3つのことを諦めると楽になれる

そもそも子育て自体がめんどくさいわけではないのでは?

さっきのタスクの細かさなどは工夫次第で改善できることもあります。(細いゴムはもう買わないだとか使い捨てにするだとか。)

多分、本当のめんどくさい原因は、

「ああ〜めんどくさい」と思ってしまう心が湧いてきて、それを感じるのが苦痛である

ということなんじゃ?と最近思い始めています。なので、あなたの気分を楽にする方向が良いと思いました。

その方法は人それぞれだと思うのですが、私が実際に楽になった方法は以下の通りです。

 

1、掃除をするのがめんどくさいなら

『子どもがいると必ず部屋が汚れる』は真理であり、もう逃れることはできませんw

その汚し方も、こちらの想像を見事に超えてくれます。自由に汚すのは子どもにとっても良い経験であると思う反面、とにかく掃除は大変です。

安いインテリア雑貨だと汚されてもイラつかない

あるとき、リビングのラグを新しくしました。たまたまニッセンですごく安かったんです。

 

うちの広さだと185✖️185で、厚さも5mmで、3,500円程度。クーポンもあってさらに1,000円引きでした。

注文した当初は、「こんなに安いラグで大丈夫なんだろうか」

と思いました。かなりプチプラです。

しかし、届いてみたら結構ふかふかで心地よく、カーペットに足跡とか手形とか、字が書けちゃう感じで、子どもも喜んで絵を描いたりしてしばらく遊んでいました。

ある日、子どもがそのラグの上に牛乳をこぼしました。でも、なぜか自分は全然腹が立たないというか、無感情なんです。

というか、よくみるとお菓子のカスとか、工作の切れ端とか至る所に散らばってて、めちゃくちゃ汚れています。

しかし、なぜか全然怒りが湧かないのです。それが生理前だったとしてもイラつかない。なぜなんだろう・・・。

そこで気がついたことがあります。

「このラグが安いからだ( ・∇・)」と。

安いものだったら邪険に扱って良いのか?という話ではなく、きちんと掃除はするんですけど、気持ちがとにかく楽。

おそらく、リーズナブルなラグを買った時点で、

『キレイなこだわったインテリアにしたい』の優先順位が自動的に下がったと思われます。

そうすると、『このキレイさを保たなくてはならない!!』みたいなこだわりがなくなって、

『汚れたらただ掃除して終わり』という感じのシンプル思考になったのかもしれないです。

これがもし、好きなデザインのカーペットとか、結構値段が高いラグだったらどうだったか。

『汚れたら掃除しなきゃ』という思考の他に、

「高かったのに〜」とか「気に入った色なのに〜」とか、イライラ要素がくっついてきて、いろんな感情が出てきて、しまいに、「ああ〜めんどくさい〜〜」みたいになっていたかもしれないと。

なので、

『子どもは汚すの当たり前♪安いから汚しまくってもOK♪ガーっと掃除できちゃって楽♪』

みたいに、掃除のハードルを軽くするのは結構良いですよ。

あれもこれもあなたに無理をさせないでほしい

子育てしててインテリアもきれい、、そういうインスタの中の住人もいるけど、100パーセントほんとかどうかは誰にもわからないですよね。

ほとんどの人は子育てに手一杯、それなのに、頑張っているあなたにあれもこれもやらせないで欲しい。

あれもこれもやろうとしている、だからめんどくさくなっている可能性もあるんです。

もしインテリアにこだわりたかったら、子どもの手の届かない場所でやれば良いと思いました。

ちなみにうちはおもちゃ箱も自由に落書きできるダンボールで作っております。(景観も諦めている)

子どもが小さい今はこれで良いとなりました。

 

2、注意したり小言を言うのがめんどくさいなら教育するのをあきらめる

叱らない子育てという言葉を最近よく耳にします。

それを聞くたびに、「そんなことできるわけないだろう」「エネルギーを使って叱るからこそ愛情を注いでいる」「子どもを想っているのなら叱るのが当たり前だ」「振り向けば叱ってる」「てか、そんなのムリ」

などの反論が聞こえてきます。

子どもに生活のあれこれを注意するのは非常にエネルギーのいることです。ましてや自分がイライラしている時や急いでいる時などは、感情的になってしまうことは誰しも経験のあることだと思います。

これはめんどくさいというよりも、辛いことに入るのかもしれないですが。

私も子どもを叱った後は一人反省会をしています。もっと優しく、穏やかーにできなかったのか。。とか。

そんなあるとき、良い言葉を思い出したのでシェアします。

 

いっそ教育しない(方向で行く)

「ええーー、教育しないの?」「子どもを教育しないなんていいの?」「育児放棄?」とも言われそうだ。いや、そうではありません。

かつて大学の教育学部で学んだ時、エレン・ケイというスウエーデンの教育学者を知ったのですが、その人の有名な言葉に、

教育の最大の秘訣は、教育しないことにある

というものがありました。教育しないというその真意は、エレンケイの著書『児童の世紀』を読まなければわからないんですけど。

興味のある方はぜひ読んでみてほしいです。中古品もあるようなので。(ちなみに私は読んだことがない。)エレンケイのことは試験勉強でしか使っていないので、読んだ人は内容を教えてほしいくらいです。

それはさておき、しかし、この「教育の最大の秘訣は、教育しないことである」という言葉を聞くと、うっすら、なんとなく、「そうかも」と思い当たる節はないでしょうか?

思えば感情に任せて怒ったり、何かをやらせようと必死になるのは逆効果だとわかっていても、ついやってしまうこともあります。しかし、ひょっとしたら私たち親はそこまで頑張る必要はないかもしれないんです。

こちらの余裕のある時で良いので、一度試してみてもらいたいです。子どもは結構、自分で良くなろうとする力があるようです。

私はこれで少しうまくいったことがあります。まだまだ課題は多いけど、手応えは感じています。

顔を洗うことや朝一人で起きることなどを、うるさく言わずに様子をみてみました。当然、頭の中では「自分一人で起きられないなんてだめだ」とか聞こえてくるけど、頭の脅迫っぽい言葉は無視。

そしたらある日、自分で起きてくるようになったんです。そしてさらに、自分から「顔を洗いたい」とも言い出しました。そのきっかけは「好きなYouTuberがやっていたから」とのこと。(そう、子どもにとってのメンターは親でも先生でもなく好きなYouTuberであるという現実。。)

実際には最近、またやらなくなってしまったのだが、おそらく再び自然にできるようになる気がします。

今回、自然に子どもが成長していくのを見て、もしかしたら究極、危険なことや生命に関わること以外は、無理矢理教育しようとしなくても良いのかもしれないと感じたのです。

もし、あなたが少しでも面倒だと感じていることがあるなら、子どもの自然な成長に任せてみるのはどうでしょうか。

3、食事を作るのがめんどくさいなら、朝ご飯の栄養をあきらめる


食事の支度は毎日本当に大変です。お疲れ様です。

私の場合、特に悩みがちなのは朝ごはん。いつも同じようなものになってしまいますね。うどんかおにぎりのローテーション。お弁当作りもあるので朝のキッチンはいつもごちゃごちゃです。

朝ご飯の栄養も気になるが結構適当になってしまい、どうしたものかと思っていました。するとある日何気無くTwitterを見ていたら、こんなつぶやきを見つけたのです。ある子育てママのツイート。

朝ごはんは低血糖さえ防げれば良い、菓子パン最高

のような内容でした。正確には、ヤマザキパン最高だったかな。

彼女は何を言いたいのか?と思って、関連ツイートをずっと読んでいったのだが、要するに、朝ごはんは栄養をとることよりも、何か食べやすいものでもなんでも良いのでとりあえず食べて、血糖値を上げることで体を目覚させれば良いとのこと。

私は微妙に真面目なので、「朝から菓子パンなんて良いのかよ」と思っていたんですけど、そのツイートのコメントには、

「私も朝は菓子パンで育ちました〜」とか、「健康に大人になりました〜」とか、「朝は低血糖さえ防げたら大丈夫なんだ」とか、賛同の声がすごくあったので意外でした。

で、そのような意見が多いとなんとなくそれが正しいような気がしてくるから不思議。でも、別に菓子パンだって毒っていうわけじゃないし、低血糖の方が危険らしいし、朝からたくさん食べられない人だっていますよね。

だったら甘くてやわらかいものを食べて、なおかつそれが美味しくて朝のぼんやりからテンションだって上がるかもしれないとも思いました。

そういえば朝ご飯論に関しては、オーガニックで自然派の料理研究家の人ですら、

「朝は、あれこれ食べさせようとか考えなくて良い」

とおっしゃっていたので、あながち間違っていないのかもしれないです。

むしろ、作られた朝ご飯のイメージ(卵と、パンかご飯、味噌汁かスープ、サラダかおひたし)が自分を苦しめていて、それより手抜きの朝ご飯を作るたびに「ああ〜」と、勝手にモヤモヤしていたのかもしれない。

そう思ったら、朝ご飯のハードルがおよそ5mmくらいに、非常に低くなったんですよ。マジで、なんか自由になった気分。

さすがに菓子パンを出したことはないんですけど、(そこは微妙な真面目さが邪魔をしている)堂々とおにぎりかうどんの毎日を繰り返しています。

内容的には気にならなくなったのだが、食べる人(子ども)が最近、「なんかおにぎりかうどんばっかりじゃない?」と気づき出して、別の課題が出てきそう。。

 

結論:楽に楽しく


子育てが始まってから今日まで、まるで終わりのないマラソンだなと感じることがしばしばです。

しかしそれは別に競争ではなく、自分のペースで走って良いマラソンだと思います。なので楽しく歩いてゴールしても良いはずです。

最後に、とある子育て終了した人の後悔話をおとしていきます。

出かけた帰りに、小さかった子どもが不二家パーラーを指差して、「お母さん、ここでケーキ食べたい」と言ったのに、あれもこれも忙しいそんな暇はないと思い込んで、「今日は無理」と行って足早に立ち去ってしまった。結局一度も行くことはなかった。でも20年以上たった今、どうしてあの時、不二家に入らなかったのか・・・。何をそんなに忙しくしていたのか。もっと子どもとの時間を楽しめばよかった・・・

だそうです。

何か参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ではまた。
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