リラのブログ りらのやさしい100年計画

【スタバ】スタバの仕事は障がいを持っていてもできるのか?仕事内容は??【元店員体験談】

スタバで働きたい だんだんわかってきた人生の色々

こんにちは。

今日のテーマは

  • スタバの仕事は障がい者でもできるのか??

について解説します。実際にスターバックスでは障がい者の方を雇っています。お仕事を探していたり、興味のある方の少しでも参考になれば幸いです。

※元スタバ店員が解説します。


【元スタバ店員解説】スタバの仕事は障がい者でもできる仕事なのか?仕事内容は??

スタバの公式HPによると

まず、スターバックスは障がいのある方を雇っているのかどうか調べました。(一応)

公式HPにQ &Aがあります。

Q 障がい者の求人募集はありますか?

Aスターバックスのすべての求人は障がいの有無に関わらずご応募いただけます

〜スターバックス公式HPより〜

とのことです。本年度は特別支援学校への求人情報はないそうですが、再開する可能性もあるらしいですよ。

どうやって応募するのか?

現在は、採用情報のどの項目でも希望のところにエントリーすれば良さそうです。

私の記憶が確かならば、以前は障がいのある方の雇用の別枠として『チャレンジパートナー制度』みたいなのが設けられていたと思うのですが、今はそれがなくなっているようです。

 

実際には10年以上前から雇用している

ちなみに私がスターバックスで働き始めた2010年には、すでにお店に障がいのあるパートナーさんがいらっしゃいました。なので一緒に働かせてもらっていました。

どんなハンディをお持ちの方だったのか?

私が一緒に働いていた方はAさんと言います。見たところによると脳性麻痺のような障がいをお持ちでした。

言葉を発する時などは、少し聞き取りづらい面があったり、手を動かすのがゆっくり行われるということがありましたが、新人の私にもいつも優しくしてくださり、自分的には尊敬している先輩です。

辞めた今でもお店に遊びに行くと変わらぬ笑顔で接してくださり、「りらちゃんいつでもまた戻ってきてね」と言ってくださったり、マジで足を向けて眠れませんw この場を借りてありがとうございます。

 

障がいのある方のスタバでの仕事の詳細は??

Aさんとは通算で4年くらい一緒に働かせていただきましたが、私も自分の仕事で精一杯で、Aさんのお仕事内容を完全に把握しているわけではありません。なので記憶を頼りに書いていきますね。

1、勤務日と雇用時間は??

働く時間はお店によるかもしれないんですけど、早朝や深夜は多分ないと思います。

Aさんは大体朝は10:00(11:00)くらいから出勤されていて、18:00くらいに退勤という感じでした。

スタバの仕事は基本的に2時間に一回はブレイク(休憩)があります。なので休憩時間はきちんととれます。

勤務日は月〜金で土日祝休みでした。理想的ですね。これはAさんの場合ですが。

2、仕事は何をするのか?

マネージャーと一緒に仕事の相談をする

スタバのお店にはバリスタの他に、シフトスーパーバイザーというマネジメントの人たちがいます。その名の通り、お店を経営する立場というか。店長や社員もマネジメント陣ですね。

で、Aさんはマネージャーと仕事の計画表みたいなものに基づいて今日の目標をたてて、働いて、終わったらフィードバックをしてみたいな感じでタスクを回していたようです。

休憩室でよくマネージャーとAさんが、計画表のようなものを見ながら仕事内容について話しているのを見かけました。

でも障がいのあるなしに関わらず、どのパートナーも仕事をする前に今日の目標をたてて、最後にはフィードバックがあったので、スターバックスの仕事の基本方針と一緒ですね。

仕事内容(ざっくり)

お仕事内容ですが、けっこうたくさんあります。覚えている範囲だと、

  • ゴミ箱を変える
  • 掃除
  • 氷など備品の補充
  • フロアの掃除
  • 陳列されている商品の管理や検品
  • お客様対応(時々)
  • レジ(時々)
  • レジバック(オーダーされたフードを温めるなど)

です。他にもあると思いますが、ざっくりとこんな感じです。

バリスタのサポートもたくさんしていただきました。メインドリンク作りはあまりやられていなかったです。一回くらいしかみたことがありません。

私も自分の仕事で精一杯で、これよりももっとたくさんの仕事をされていたと思いますので本当にざっくりな説明です。。。

3、他のスタバ従業員(パートナー)との人間関係はどうだったのか?

休憩時にはみんなで楽しく会話を楽しむ

2010年当時はとくに、今よりスターバックスの雰囲気がちょっと違っていて、もっと洗練されてて、PTR全員が個性的というか、枠にとらわない雰囲気がありました。

なのでその中でのAさんの存在は光っていたし、休憩室ではみんなで普通に雑談もして楽しく過ごしました。AさんもAさんらしさを出している?というかそのままという感じでしたね。

今はどうなのか?Aさんに聞いたことはないのですが、Aさんは周りがどんなに変わろうとも変わらない(ように見える)のですごいです。

時々、マネージャーが接し方に困っているのは見かけたけど

仕事をする時は、上下関係とまでは言いませんが、フィードバックする側、される側がいますよね。あるマネージャーが、Aさんの勤務態度について少し悩ましいという話を聞いたこともありましたが、それはAさんに限ったことではありません。

周りくどいかもですけど、どんな人にも仕事にはいろいろあるものです。

障がいのある方と接したことがない場合は初めは戸惑うが

当然、接し方に戸惑う人もいました。たとえば高校を卒業したてでスターバックスにアルバイトに初めて来た学生さんなどですね。

それまでの人生で、障がいのある人とあまり関わったことがないことの方が多いかもですよね。

でも、しばらく一緒にお仕事していくと、そんな垣根は完全に消えてましたね。

 

4、一緒に働かせていただいた感想

スタバの風潮に合っていると感じる

とりあえず私はスタバLOVEの人間だったので、お店に普通にAさんのように、脳性麻痺を抱えながらもレジで対応してくれる方がいてくれる、そんなお店が大好きでした。

そういうのもあって、そのお店にエントリーしたと言っても過言ではなく、潜在的にそういうスタバの風潮が好きでしたね。

Aさんがお店にいてくださっていること、働いていらっしゃるそのこと自体が、洗練された雰囲気を作り出してくれているようにも思ったものです。

ハンディキャップを持っていても諦めなければやりたいことができる

ちなみに話は変わりますが、最近、吃音という障害を持っていてもカフェ店員になる夢を叶えた女性を知りました。

接客には言葉によるやり取りが基本的には必要です。なのでもし自分が上手く話せなくて悩んでいたら、接客という仕事を選ぼうという気にはならないかもしれません。

しかしそれ以上に、『カフェ店員をやってみたい』『カフェをやるのが夢である』という意志が元になり、夢を実現させることができたのだと思います。

そしてその意志は、他にも吃音というハンディキャップで悩んでいるたくさんの人のチャレンジを応援することができています。

なので、この記事を読んでくださっている人も、自分はこうだと決めてしまってあきらめたりせずに、やってみたいことを少しずつやってみましょう。

情報を取りにいくだけでも大きな一歩です。現にこうしてこの記事を検索して読んでくださっているだけで大きな一歩だと私は考えます。

 

障がい(ハンディキャップ)があってもスタバ好きならトライしてみてほしい。

最後までお読みいただきありがとうございました。今回の内容は自分なりに敬意を払って書いたのですがもし不快に思う方がいらしたらすみません。

個人的にはみんな平だと思っているので早く本当にみんな平にならないかなと思っています。

誰しもにやりたいことをやる権利っていうのは当然だし、誰しもが 自分の満足できる生活をする権利があるんです。なのでスタバの仕事に関わらず、働きたい人は一歩、小さな行動をふみ出すべきと考えます。

スタバの場合は公式HPの採用ページから応募できます。興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

ではまた。

【毎日が辛い人へ】自分のためにコーヒーを淹れるとヒーリング効果になると考える理由