【スタバ】ブラックエプロンを目指すきっかけになった少しだけ怖い体験
こんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。
今日は、
『ブラックエプロンを取ろうと思ったきっかけ』
についてお話させていただきます。有益ではありませんが、
よろしければしばしお付き合いください。
スタバのブラックエプロンを取ろうと思ったきっかけ

ある日、2歳の子どもを児童館に連れて行き遊ばせた帰り道、
子どもがベビーカーで寝てしまったので、
「チャンス」
とばかりにスターバックスリザーブストア(希少なコーヒーが飲めるスタバの店)へ立ち寄りました。
自分へのご褒美とばかりに、希少なコーヒーを注文し、寝た子を起こさぬように席につきます。
その時注文したのは、
ルワンダのアバクンダガワというコーヒーをアイスで、窒素をいれて(ナイトロブリュー)バニラアイスを乗せたものです。(文字にするとすごい飲み物ですよね)写真はないのですが。。

マンダリンオレンジやレモンを思わせる明るい酸味と、キャラメルやブラックティーのような余韻を感じるコーヒー。
へー、コーヒーなのにブラックティーってどうゆうことʕ•ᴥ•ʔ
そう思いつつ、一口飲んだら衝撃・・・
こ、これは美味しい。。
コーヒーなのに完成された極上のレモンティーのような味・・・。
お上品。。フェミニンな風味。。どうしてこんな味になるのか。不思議すぎる。
子どもがぐっすり寝ていることを横目に、二口目も飲みました。
うん、間違いない希少な美味しさ・・・来てよかった。しかし
ここで妙なことに気がつきました。
コーヒーの後味が、なんとなく血生臭いのです。・・・
何度飲んでも血のような後味がする。
なんだか、生臭い。例えると、魚屋さんのような風味。(魚屋さん食べたことないですけど)
実は当時、コーヒーを飲むと、そのコーヒー生産国の雰囲気とか、土地柄とかを感じたりすることがよくありました。
なんでかわからないんですが血気盛んだった(やる気満々)のかもしれません。最近はあんまりないんですけどね。
だからそのコーヒーの味とかで気になることがあったら、すぐにググったりするのが常でした。
この時も単純に、魚のような生臭い味を感じたので
「なんだろう?ルワンダって国は海のそばなのかな?漁業が盛んなのかな?」
みたいに思ったんです。なのでスマホでルワンダを調べました。でもルワンダは海に面してなかったので、おかしいなあ〜と思い、さらに国について調べていったらなんと
衝撃の事実が・・・。
コーヒーの第六感?が導いたルワンダのこと

ルワンダという国はかつて、ジェノサイドという出来事があった国でした。
このブログでは詳しくは割愛します。気になった方はぜひ調べてみてください。
ルワンダ ジェノサイド 検索
多くの血が流れたその辛い出来事・・・それを知った瞬間、
「だ、だから血の味がしたのか!!!」と、全てを理解しました・・・。(理解したと言っていいかわかりませんがw)
雷に打たれたようにショックを受けました。
もちろん、コーヒーに血が入っていたわけではありませんよ。でも、コーヒーの風味を通してルワンダのことを教えられたように感じました。
その途端、本当に恐ろしくなり、(めちゃめちゃ怖がりなので)
ナイトロブリューバニラアイスの美味しさどころでは無くなってしまいました。
冷静になって、その体験はただの思い過ごしといえば思い過ごしです。
まさか、ありえないですからね。
でも、美味しいコーヒーを楽しめるということは、様々なことを経て成り立っているのだなと身に染みまして。
チョコレートもそうだし、紅茶もそうだし。コーヒーだけではないんですけどね。
現代のルワンダが素晴らしいコーヒーを生産できるのも、そのたくさんの血が流れた歴史の上に成り立っているということです。
元々コーヒーは大好きだったけど、さらにコーヒーのことをもっと大切にしたいと思ったし、たくさんの人に今、私たちがコーヒーが飲めるとことは本当にすごいことなのだと、自分の経験を軸にして、より良く伝えていきたいと思ったんですよね。
それからたくさんコーヒーの勉強をして、2年くらいかかったけど無事目標のブラックエプロンを取ることができました。
コーヒーを届けてくれる遠い国に想いを馳せてみる
コーヒーを好きになってきたら、少しで良いのでそのコーヒーがどのように作られたのか、
想像してみて欲しいです。
例えば、高い山からコーヒー豆を運ぶのに交通手段などはなく、馬に乗せたりして険しい崖のような道を歩いて運んでいるとか。
今回のルワンダのような歴史の重みがあったりとか。
そうすると、目の前の一杯がさらに愛おしく、美味しく感じるのではないでしょうか。
でも普段からそんなことをいちいち考えてコーヒーを飲んではいませんけどね。
たまにはということで。
今回も、お読みいただき本当にありがとうございました。
ではまた。