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【スタバ】モチ上がるよ。スタバブラックエプロンに合格すると得られる3つのメリット

コーヒーで豊かな人生 ブラックエプロン

 

こんにちは。

私はスタバ勤務経験が5年あり、ブラックエプロンを持っています。

ブラックエプロンは、(適切に)勉強すれば、誰でもとることができます。
【勉強法あり】主婦が二度目でスタバブラックエプロンに合格した方法

 

今回は、少しでも勉強のモチベーションが上がるように、ブラックエプロンをとったらどのようなメリットがあるのかを考えたので書いていきます。

これからブラックエプロンを取りたいと思っている方、
もしくは何か達成したい目標がある方などに、少しでも参考になればと思います。



【モチベーション】スタバブラックエプロンに合格すると得られる3つのメリット

1、『いいね』が生でもらえる

ちょっと下世話な話からスタートしますがすみません。
でもブラックエプロンをつけて働くと、いつもの景色が少しだけ変わります。
お客様から、

「あれっブラックエプロンなんですね」

「持ってたんですね、すごい」

「かっこいいですね」

とか言われますよね。

その場合って、とくにコーヒーについて質問攻めにあうこともなくて、ただただ「かっこいい」だとか、「素敵」とか言われるだけなので、なんだかちょっと自分が特別な存在になれたような気分を得られます。

で、別の日にグリーンエプロンをつけている時にも、お客様から、

「今日はブラックエプロンつけないんですか?」

「ブラックエプロンなのに素振りを見せませんね」

とか言っていただけたりするのです。自分のことを覚えていただけますし、自然に会話も生まれて、お客様との距離が少し縮まりますね。

正直、そんなことは小さなことなんです。くだらないと言われればくだらない。

でも、それで自分もちょっとやる気や元気をもらって、それが仕事のモチベーションになり、次に出会うお客様にもっと良いサービスができたり、一緒に働く仲間に良い空気をもたらせたら、それって大成功じゃないですか?

たぶん、言ってしまえばブラックエプロンの役割って、スターバックスのコーヒーをより良く広めて、
大きな売り上げにつなげる人です。(生産者さんにも利益をもたらせますがね)

こんな感じで言葉にしてしまうと味気なくなっちゃうかもしれないけど、やっぱりそれだけではない魅力があると思うんです。

世の中にある様々な資格や肩書きとか有名大学を出たとか、結局しくみの中で作られたものでして。

階級とかすごさとか、決められてるからすごいと思わされてるわけです。
なので知らない人から見たら正直、ブラックエプロンの何がすごいかわからないかもしれない。

でも、2chやニコニコ動画を作った西村博之さんという人が、
とあるお悩み相談でこのように言っていました。

 

相談者:「IQが高い人だけが入会できるメンサという組織があるのですが、自分はIQが高く、メンサ会員になろうと考えているのですが、入会するメリットはあると思いますか?」

ひろゆきさん:「他人から、「へー」と言われるためだけに取るでいいじゃないですか」

 

それを聞いて私も、なるほどと思ったんですよ。何かを志すモチベーションて、
そんな小さなことでも全然良いのだと。

現代においては、いかにしてみんな他人から「へー」って言われるか競ってますよね。
InstagramやTwitterの、「いいね」の数がそれ。
そして、その小さな「へー」とか「いいね」を得るのがいかに大変か。

そんなのほしくないし興味ない!と思う人もいるかもしれませんが、人間には必ず承認欲求というものがあります。
なのでいいねをもらえて嬉しくない人はほとんどいないのです。

どうせいいねをもらうなら、自分が好きな分野、得意な分野でもらった方が人生より豊かになるかなと思いますね。
なんでもいいからいいねをもらうために奮闘しても、残るのはガラクタばかりになっちゃうような気がしますから。

2、普通に物がよく売れる

これもちょっと下世話っぽいかもしれませんが、ブラックエプロンをつけて接客をすると、物がよく売れます。

それも、上手い営業トーク、お客様のニーズを察してとか、その先のお客様自身も気づいていない潜在的な欲求を見極めてうんぬんかんぬん〜〜だとか、あんまり必要なくです。

ブラックエプロンをつけてると、そういったことを全く考えてなくても売れやすくなります。
このエプロンが目に入らぬか〜・・・って違うけど。

例えばマグカップとか、ずっと売れ残ってたやつがあったんですが、迷われてる方に
「これ私も欲しいんですよ可愛いですよね」とか言ったらすぐ売れました。

季節のフラペチーノをおすすめしたら即購入してくださる方も多いです。
さらにその単価を上げるのにも、
「これこれこういうカスタマイズがおすすめです。プラス100円になりますが」

とか言っても結構乗ってくださる人が多いのですよ。
いつもより。か、く、じ、つ、に。

もちろんコーヒー豆もです。季節のおすすめがカフェベロナという豆だった時、他のコーヒー豆と迷われてるお客様に、「この時期はベロナがおすすめでーす」と、
カウンター内からペラペラっと言っただけなのに、迷っていたお豆と2個買いしてくださったりとか。

物がよく売れるというのは、ブラックエプロンの権威性のおかげかと言われれば、統計を取ったりしてないので正直わかりません。

というかおそらく、ブラックエプロンをつけて、自分の気持ち的に余裕や自信が出て、
購入につながる一言をタイミングよく自然に言えていた可能性もあります。

どちらにしても、物が売れやすいのは経験から実感しております。

3、自分が本当に望んだ目標を達成したという成功体験が残る

これが一番大事かもしれないですよ。

当たり前すぎることですけど、スターバックス=あなたの人生
ではないですよね。いつか辞めて、違う道を歩く人が多いですよね。

でも結構スタバが好きだから、働いているんだと思うんです。愛着もある。結構好きなその場所で努力して、大きな目標を手にしたという経験って、その後の人生に良い影響を与えると思いませんか?

例えば、チームでコーヒー豆の売り上げをあげようとがんばって目標を達成するとか、お客様にコーヒー器具をおすすめしたら気に入ってくださって購入につながったとか、そのような成功体験は素晴らしく、嬉しいものです。きっと、経験がある方も多いと思います。

ですが、それはいつまでも語り継がれるかといったらそうではありません。ほんの一日の喜び。下手したら数秒の喜びです。もう次です。次のこと、次の短期目標。とどまっているヒマはありません。
記録もされていませんし。

例え数万円もする商品が、自分の接客によって売れたとしても結局はお店全体の利益であり、会社全体の利益です。あなた個人の成功ではないのです。
自分の中の自信とか、アピールポイントにはなり得るかもしれませんが、あまりにも組織の中にいると個人はなくなり、いちいち自分の実績を覚えているのもみみっちい感じがしてくる。

チームで働いていればそれは当たり前の話ですが、中にはそれを虚しく感じる人もいるのです。(私か?)

それが、ブラックエプロンをつけて働くと、より自分の実績やチームに貢献したという実感が残りやすくなります。
それはどういうことかというと、まず、自分はコーヒーマスターになった、そしてそれを生かして、お客様やパートナーにコーヒーの啓蒙活動(コーヒーを広める)をして実際に売り上げも上がったし、パートナーのコーヒーへの意識も高めることができたと。

ブラックエプロンは取得すると自分の名前が刻まれて、必ず手元にモノとして残ります。
辞めたあとも返さなくて良いので、ずっと残ります。

ミニマリストという、モノに執着しないという生き方がスマートになってきている風潮はありますが、
本当に得たいものや、本当に手にしたいものまで放棄するのは違うと私は思います。

お店を辞めたあとでも、ふと、あなたのブラックエプロンを見るだけで、たくさんのことが蘇るでしょう。

そして、自分が頑張ってきたこと、特別にコーヒーが好きだったこと、
スターバックスが好きだったこと、豊かな思い出が人生の1ページにきちんと刻まれて、
その後の人生にも良い影響を与えやすくなると思います。

他のことをはじめるとか、何か目標を達成しようとした時に、かつての成功体験は大きな後押しをしてくれます。

もちろんブラックエプロンがなくても、
表彰されたりして残るものもあるかもしれませんが、

ちゃんとあなたのために工場が製造して、名前まで刻んでもらうということに勝るものはない

と私は思います。

とはいえデメリットもある

初めはブラックエプロンの生かし方がつかめない

ブラックエプロンは筆記試験さえパスすれば合格できるので、
バリスタとしての仕事やコーヒー器具の扱い方、ハンドドリップの腕などは加味されません。
なのでブラックエプロンをつけているからといって、他の仕事もバリバリ、テキパキできるわけではないのですね。

なので、「ブラックエプロンをつけてるのに仕事がともなってない」というふうに見られることがないように、基本的な業務はこなせるようにしてなければなりません。ちょっと襟を正す機会が増えますよね。
雇用は、言ってしまえばただのアルバイトなのに、けっこう意識高いですよね〜。
精神的な大変さというのかな。

また、コーヒーセミナーをやるようになれば話は別なのですが、そうでない場合は、知識だけの人になりかねません。。
たくさんの知識を持っていても、それをうまくお客様に伝えることができなければ、
お客様から見たら、「ただのコーヒーのうんちくタレ」のように見えてしまうかもしれません。

私も、コーヒーが大好きすぎて、つい話しすぎてしまって、お客様が帰られてしまったということがありました。
購入にもつながらなかったし、興味を持ってくださったのかもわからない、
という失敗もありました・・・。

それも、不思議なことに、普段は人の話を聴くことが中心で話すことはほとんどない性格なのですが、
ブラックエプロンをつけたら自信がわいたのか慢心なのか、コーヒーについてすごく話したくなってしまうのです。逆にコーヒーの話で盛り上がって、人と仲良くなれたこともありますけどね。

なので、ブラックエプロンはつけていても普段どおりの誠実さは失わないように、
あまり意識しないことが大事ですね。

 

勉強を続けること・コーヒーを飲みづづけることが大変

スターバックスのコーヒーはご存知、たくさんの種類がありますよね。なのでそれら全てを飲み尽くしているのは当然のことです。

でも、数が多いので常に全部の味をチェックし続けるってすごく大変ですよね。コーヒーって味が微妙に変わってきますし。

お客様から、これはどんな味ですか?と聞かれた時に、(飲んだことはもちろんあるけど最後に飲んだのは数ヶ月前だなあ)みたいなものもありまして・・・。もちろん説明はできますし、その都度コーヒーパスポートをつけていますから答えられますけどね。

でも、できればマメに飲んで、舌も更新しつづけた方が、お客様には新鮮な感想としてより伝えやすくなると思いますし、自分としても満足のいく仕事ができるかと思います。

 

まとめ。私自身のモチベーション

私の原動力というか、モチベーションとしては、

「あの黒いエプロンかっこいい、つけて働いてみたい」

「スタバ好きだからブラックエプロンとって死ぬときに棺桶に入れてほしい」

でした。本気で思ってました。大げさだし、人生、他にないのかよと今では思いますがw

でもお店のパートナーの中には、

「ブラックエプロンをただつけて働きたいだけだなんて、そんなの動機が不純だ!」

とか、

「店長が良いって言わないと、店長の評価がない人は受験しちゃだめだ」

とか、そんなふうに思っている人もいるんですね。一体それの何がダメなの?と心の中では思っていました。

貴さん(CEOの方)だってブラックエプロン普通に2回くらい受験して持ってらっしゃるよね?
それって誰でも目指していいってことだと思います。それに、社内のコーヒーモジュール受けてれば誰でも受験していいっていう決まりもちゃんとあります。

なのでそのようなことを言ってる人がいたら完全無視しましょうw。

動機なんか、あなたが決めたもので十分なんです。

応援しております。何か参考になれば幸いです。

ではまた。
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