【体験談】バリスタの仕事ってきついの?元カフェ店員が辛かったこと5つ【好きでないと無理だけど】
こんにちは。
今日のテーマは、
- バリスタの仕事をしていてきついと思ったこと
です。
私は某カフェでバリスタとして働いていたのですが、好きな仕事でもきつい瞬間てあるんですよね。
なんで、今日はバリスタをしていてきつかったことをまとめました。
バリスタの仕事をしてみたいと思っている方、バリスタに興味がある方はぜひ参考になさってください。☕︎
【体験談】バリスタの仕事ってきついの?元カフェ店員が辛かったこと5つ【好きでないと無理】

それでは5つほど解説していきます。
あくまで私の性格的に感じたことであり、全ての人に当てはまる訳ではありません。なので参考程度にお読みくださいね♪
今回はつらいことを書いてますけど、バリスタは素晴らしい仕事だと今でも思っているので、ちょっとした改善策も一緒に書きました。なので希望を捨てずに読んでいただければ幸いです。
バリスタがきつい。。辛いその理由1、シフトが不規則で大変・・・。
バリスタはシフトの時間が毎日違うのできつかったです。
カフェって、だいたい朝から夜遅くまで営業していますよね。私はフリーターだったので、シフトも早朝から閉店まで、毎日バラバラだったんですよ。
もちろん店長も鬼ではないので(笑)閉店シフトの次の日に早朝シフトを入れられたりはしなかったんですけど、それでも日によって早起きだったり、遅寝になったりとバラバラなのは大変でした。
慣れれば大丈夫な人もいますけど、お客さん商売なんで、その他にもすごく気を使ったりするので、体調を崩した同僚もいました。。。
前の仕事が規則正しかったとか、普段規則正しく生きてる人w、自律神経弱めの人は、正直きついと思います。
慣れるまでは体調管理がめっちゃ大事だと思いますね。
改善策:面接や契約の時にシフト固定にしてもらう
主婦さんとか学生さんだったら、他にも生活があるので固定シフトで働きやすいと思います。
フリーターでも、自分の体力に過信せず、(つまり最初から飛ばしすぎない)シフトの時間や曜日を大まかに決めておくことをおすすめします。
せっかく好きなバリスタの仕事だからバリバリやりたいという気持ちもあるかもしれませんが、健康第一仕事は第二なのです。(恩師の受け売りですがw)
バリスタがきつい。。辛いその理由2、意外と力仕事が多いので体力がいるし・・。
バリスタは力仕事が多いです。ま、あと立ち仕事ですね。基本的に座れません。
私が働いていたカフェは良心的で、2時間に一回の休憩があったのでよかったのですが、カフェによっては休憩がないお店もあると思うので。。
週に2回ほど大量の納品があったり、フロアの掃除、排水の掃除(グリーストラップ)、大量の洗い物、ゴミ処理もあります。コーヒーの豆かすとかかなり重いです。
腰を痛めた人もいます。あと体力とは関係ないかもしれませんけど、洗い物で強力洗剤を使うので手荒れでシワシワですw ハンドクリーム必須。
エスプレッソマシンで腱鞘炎になった話
最近はエスプレッソマシンも全自動のカフェが多くなりました。でも私の入った当初は、手動でエスプレッソをいれるマシンだったんですね。
毎回ラテなどのオーダーが入るたびにエスプレッソの粉に手で圧力を加えてからエスプレッソ落とす(作る)んですけど、練習しても練習してもなかなか程よい圧力がかけられず、何回も何回も練習して、スランプになり、しまいには腱鞘炎になりかけました。。w
これは私が不器用だったというせいもありますけど、入社する前は予想してなかったことでしたね。
改善策:体力は次第についてくる
なんでも慣れだ、といってしまえばそれまでかもしれません。
でも同じ仕事でも慣れると要領がつかめてきて、体力も消耗せずに働けるようになりますからね。
バリスタがきつい。。辛いその理由3、給料が安い。
まあですね、カフェ店員はお金もうけの仕事ではありませんね。それも私はカフェに入って、しばらく働いてから気づきました。それほどバリスタの仕事はかっこよく見えて、夢に溢れているのです。
入社当時、研修の時給は800円でした。や、安っ。これは10年前なので今と水準が違います。今だと900円くらいですかね。地域によってはまあまあですかね。でも今どき時給1000円は欲しいですよね。
頑張り次第によって昇給もあったのですが、マックスで1100円くらいでして、にもかかわらず仕事量はものすごく増えました。
そうすると、「時給上がらなくても今のままで良いかなあ〜。」と考える人もいますよね。(私か)
改善策1:社員をめざす
アルバイトでも条件を満たせば健康保険証がもらえたり、福利厚生が整ったカフェもあります。
でも安定したかったら社員を目指して、スキルを磨いていく方が、その後の人生の積み上げにもなります。ありきたりな回答ですけどね。
誤解されるかもですけど結局バリスタは誰でもできる仕事なので、あなたの今後の人生をどうやって支えていくか考えた方が良いと思いましたー。
改善策2:別に給料が安くてもいいじゃないか
バリスタお給料安いですけど、それが一体どうした!です。w
フルで働けば生活しようと思えばできます。なんでも工夫です。
あなたの大切な時間、嫌な仕事でちょっぴりお給料高いよりも、大切な時間を本当に好きなバリスタの仕事に注いだ方が価値があると考えることもできます。
好きな仕事で楽しい毎日を。
バリスタがきつい。。辛い理由その4、休みも不規則

シフトが不規則なのは先ほど書いたのですが、休みも不規則です。土日祝は基本的に仕事ですね。あとお盆、や年末年始もお仕事。
みんなが休日を過ごしにくる、それがカフェですからねw
なので自分はいつ休むのか?というと平日休みが多いです。
改善策?:平日休みはとても良い。普段からの関係づくりが大事
改善策とは言えないかもですけど、私は平日休みの方が好きでしたね。それこそカフェもレストランも商業施設も空いてますので、人ごみもなく快適に動きやすいです。
とくに、日曜に働いて月曜に休むというのが好きで、良い気分になれました。サザエさん症候群なんてどこえやらという感じでw
どうしても年末年始休みたい場合は、店長や同僚、先輩に相談しますね。
普段から仕事を頑張って、仲間と良い関係を作っていくと休みやすいし、誰かの代わりにシフトに出たりすると自分も頼みやすいですね。
バリスタがきつい。。辛い理由5、スキルがなかなかあがらない、練習が必要
バリスタはイタリア語で『バールで働く人』っていう意味があります。
バールっていうのは『Bar』のことです。日本だとお酒を飲む場所のイメージですけど、イタリアではコーヒー職人のいるコーヒーショップをさすようですね。
で、バリスタは豊富なコーヒーの知識やエスプレッソを作る技術などをフル活用してお客様をもてなすのが仕事です。
なのでさっきのようにエスプレッソマシンで腱鞘炎になっている場合ではなくw
いつも一定の美味しさのエスプレッソと、キレイなスチームミルクを作れないといけないです。コーヒーの知識も常に勉強し続ける必要があるので、常に自分を磨かないと満足できるおもてなしができません。
慣れてきたら考えなくてもできるようになるかもしれないけど、あんまりラテの技術とか得意じゃない人もいて、練習しないと腕は落ちます。
なんか、私がカフェを退職した後に、ある日その退職したカフェに遊びに行ったんですよ。そしたら店長がラテを作ってくれたんですけど、体調が悪いといっており、その出てきたラテの仕上がりがひどくて。(笑)
「これも失敗したからあげる」といって二杯めが出てきたんですけど、それもひどい仕上がりでした(笑)
知り合いだから許せるし笑える話でよかったのですが、どんなに体調悪くてもお客様に出す飲み物はクオリティが高くないとダメだなあと思いました。(悪口になってるかもしれませんがそうではなく)
※このご時世、体調悪くなったら出勤しないですけどね。
こんな感じで、いつも勉強が欠かせません。
改善策:仕事をさらに好きになって興味を深める
うん、これもありきたりですけど、カフェの世界が面白いと感じるのなら勉強も苦にならないし、それが自分の仕事なのだと思えば生活の一部となり、やがて生き様になるので、練習と生活を一体化させるとストレスが減ると思います。
要は好きになれば良いということです。
辛いこともあるけどバリスタの仕事はおすすめできる。

私はバリスタの仕事好きだけど辞めたのは、あまり体が強くないことこれに尽きます。一度は自分でもカフェをやってみたいと夢見たこともあります。
でも、どんな時も店を開け続けるのはとても至難の業と、自分の体のことを考えて辞めました、w
しかしもし都合よく働けるカフェがこの世に存在するのならまたバリスタをやりたいですね。
これからバリスタになりたい人には、体調などに気をつけて働けばすごく楽しいし、やりがいもあるし、お客様とのやりとりは人生の財産になると思うので、辛いこともあるかもしれないけど飛び込んでみてほしいです。
なんか辛い体験談を書くつもりがバリスタのおすすめになってしまいましたが。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
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